成功するために
何を極めて何をやらないのか
諦めなければいつかは成功するものでしょうか?
事業の成功と失敗には必ず理由があります。
その理由とは結果が出るまで見えないものでしょうか?最初から上手くいくことが見えている場合と、最初から上手くいけばラッキーなものと、ある程度は上手くいくが、長くは続かないだろうと思いながら進めているものがあると思います。
みなさまが事業を行う中で、計画が大切なことは意識されていると思います。その計画の中にはスケジュール管理は重要視されていると思います。
事業ですから全てが順調に進むこともありますが、そうでない場合もあります。そのような時に行う対策も十分に考えられていると思います。どうする方が元々の計画に戻る可能性が高いのか、スピードが早いのかを検証していると思います。これらは経験値や確率から基づいたデータを参考にされているのではないでしょうか。
毎朝の天気を見ながら行う事業もあります。毎年結果が出る事業もあります。長期間で結果が出る事業もあります。大切なのは毎日意識していて取り組んでいるのか、無意識に流れているのかによって、成功する確率は変わってきます。今の時代に必要なものもどこまで取り入れているのか。結果を求めるためにどのような時間をかけているのか。大切なことはご自身が行なっている事業が成功する確率はどれくらいだと思っているのかです。失敗した時には、再度新しいことを始めないといけません。その大変さが分かっているならば、今の事業の成功確率を一度出してみましょう。確率が低い場合は、高くするために努力する方法を見つめましょう。
(1)行う事業に対する知識と可能性は理解していますか
現状の知識と能力で行う事業はどれくらい発展しますか
資本も人脈もどのように使うのかを考えていると思います。大切なことはあなた自身の判断で成功するために使うことが出来るのはどれくらいでしょうか?
まず資本です。事業によっては異なりますが、人件費を含めて必ず先行投資が必要になります。回収する時期を見据えて金額を決めていることもあると思います。毎月の固定経費も必要になります。資本を多く持っている方が成功確率が高くなりますか?スタッフが多い方が、機会が多い方が良いでしょうか?使い方を考えて、どのように使うのかを考えると思います。判断基準がブレないためにも、確率を明確に設定してください。
人脈についてです。その事業を客観的に見て意見を言える人はいますか。その方が成功者でもそうでない場合でも構いません。あなたの事業には全てプラス材料を繋げる以外にも、失敗を起こさない意見も重要です。もちろん、上手く事業が発展するためのアドバイスはいただきたいです。
資本と人脈は事業を行う上で、必要なことです。
しかし基本的な事として、あなたの知識と能力がそこに適しているのかを考えましょう。例えるならば10トントラックくらいの大きさがあなた自身にありますか?求めていることの規模感がどれくらいかにもよりますが、軽トラックくらいの容量(能力)で大きな荷物を運ぶことは出来ません。10トントラックでガソリン満タンにして、高速道路を2人で走るのか、軽トラックで一般道を1人で走るのかくらいの差は想像できると思います。目標を達成するために、どれだけの能力が備わっているのかを考えましょう。事業を成功へ導く意味でも、持っている能力を客観的に見ることも必要です。それが確率を計算する上でも重要になってきます。
- 理想的な成功事例を描いてみる
- 持っているもの(資本・人脈・能力)を出してみる
- 持っていないけれど必要なものの入手方法を考える
- 持っているけど使わないものを出してみる
- 成功(失敗)した人の経験を参考にする
- 自分が行う事業が成功する確率を出してみる
- どれくらいの日数ならば目標に対してどれくらい出来るのか出してみる
- 成功する確率が高い道を選ぶ
(2)極めるということへのこだわりを持つ
最近では本業以外に仕事を持つ方が増えています。もちろん生活のために稼がないといけませんので、稼ぐためにフットワークが軽いことは、その方の持っている得意分野なのかも知れません。主婦という立場で空き時間を利用してSNSなどでビジネスをされている方も、同じ主婦でも出来る方とできない方がいらっしゃいます。本人が持っている能力にもよりますが、見た目も大切な要素です。
極めるという言葉には、職人的な技術を習得することもそのひとつですが、元々持っている個性を、今のレベルより高いレベルに持っていくことも、そのひとつだと思います。お話上手な方は人前でお話しする職業に向いているのか、SNSを使って何かをアピールする仕事に向いているのか、今の時代は選ぶことが出来ます。スタイルのいい方は表現者として磨きをかけると、モデルにも俳優にもなれます。美しい方も同じように自分の顔を使ってビジネスが出来ます。そのような個性は誰にでも必ずあるはずなのです。その個性に気付いているから今の生活が出来ているのではないでしょうか。不満に思う方もいらっしゃると思いますが、実際にあなたは毎日何を見ていますか?自分自身の興味こそが個性なのではないでしょうか?
車の運転が難しいと感じる方と上手に乗りこなす方の違いはあります。スタイルが良くて美しい方で、車の運転ができない方は車の運転ができる方を羨ましく思っているかも知れません。主婦の方でも料理ができない方もいらっしゃいます。全ての要素を持っていて、何でもできる人はたまにいらっしゃいます。かなりの努力をされたのだと思います。
毎日同じ時間に出かけて職場へ向かうということが出来る人とは、自分自身の時間を管理する能力が高い人です。また同じ仕事を毎日できる人は継続力があり、会社への貢献度も計算できてありがたい人です。
仕事のスタイルもプライベートも自由な方は、生きていく上で何かの強力な力を持っているのかも知れません。そのような環境にいるのかも知れません。
仕事をするということで自分自身や周囲を見て考えたいことがあります。効率よくできる方法はあるのか、同じ作業を延々と繰り返す能力はあるのか、新しいことを考える能力はあるのか、人を集める能力はあるのか、嫌なことを忘れる勇気はあるのか、誰かに頼ることが出来るのか。自分が持っている個性の中に、こだわっているものはあるのか、極めていけるものはあるのか。
(3)出来ない事とやらない事
前向きな考えとして自分自身のことをよく知ること。自分自身の個性は何ですか。その個性を磨けば何の仕事を有利に進めることが出来ますか。
もうひとつ別の考えでは、出来ない事を出来ませんって、素直に言えたらどれだけ楽なのかって考えたことありますか。出来ない事や苦手なことを仕事にしていては失敗もしますし、楽しくはないですよね。生活のためにと言っても限界があります。
簡単に出来るから、いつでも出来るからやらないことってありますか?やらなくてもいいのなら問題はありません。しかしどこかでやらないといけない場合もありますよね。例えば経費の精算みたいなこととか。領収書の整理のこととか。
出来ない事は他人に伝わっていない場合もあります。やらないことも同じです。前向きに仕事を行う意味でも、やらなくていいことはやらない。出来なくていいことは出来なくていい。必要なこととそうでないことをはっきりさせましょう。やらなくていいこと、他にできる人がいることなどを行っていると、自分の仕事に集中できる時間を削ってしまっているかも知れません。
何もやらないで最初から諦めることがあるかも知れません。それがビジネスに関係ないならばそのままで大丈夫です。もし関係あるならば、少しは興味を持つことも必要です。その上でいらないと判断してください。すごいスピードで世の中は進んでいますので、何年も前のツールや方法を今でも必要とするのか判断が出来ます。
- 出来ないことは誰かが出来る
- 出来ないことが出来るようになるメリットはあるのか
- 出来ないことがあっても困らない
- やらないことはやりたくないこと
- やらないことは出来ないこと
- やらないことはいつかやらないといけないこと
(4)事業を行うために必要なものは揃いましたか?
事業が成功する可能性を見込みで計画していると思います。何年後にどうなっているのかは見込みで考えるしかありません。
その見込みに対して準備しているものは確立されていますか?そこも見込みの要素が多く含まれていますか?
成功する確率を出すための計算式には確立されているものが多いほど答えに修正が少なくなります。様々な方法でリサーチした内容が間違っていなければ、ご自身の能力や環境、資本をそこに当てはめて計算できるはずです。
長期間で成功させる確率を出すためにも、短期間で途中経過をチェックしてみましょう。何かの事態が起きることもありますので、その場合にどのような方法で乗り越えるのかも考えることが出来ます。周囲にアドバイスしてくれる人がいると案外簡単に方法は見つかるかも知れません。
事業にやりがいや楽しさは必要な要素です。しかしそれは、売上があってのことです。利益が出ていることが一番重要です。
個人の個性をやりがいや楽しさにだけ使う考えの方が多いです。どのようにその個性を事業の売上につなぐことが出来るのか、必要のないことを考えている時間はありません。特にSNSではそのような動きを見かけることがあります。会社の仕事と個人の仕事は同じ目線で考えないといけません。よく見かけるのが個人プレーが目立ってしまい、ビジネスの目的が分からない場合があります。
売上を作ることで、次に行う事業も考えることが出来ます。まずは今の仕事にどれだけ成功する可能性があるのかを、考えてみましょう。個人が楽しいだけではなく、仕事として世の中が求めているものになるのか、それを実行出来るだけの準備は出来ているのか。足らないものはないのか、多く持ち過ぎているものはないのか、いらないものはないのか。もうひとつ、今の時代を意識しているのかですね。