働き続けることを考えていますか?
仕事に優先順位をつける
多くの業務を的確に行い、売上を作り、周囲から尊敬される存在になることは、仕事をする意味でも魅力のひとつだと言えます。ただ、その仕事を第一線で行うことをいつまでと考えているのか、今の状況だけを見て日々働いているのか、何かに追われて仕方なく仕事をしているのか、考えてみることも必要です。
またチームとして動いているのならば、そのリーダーは全体のスタッフの動きを把握することを求められているはずです。仕事ですからミッションを達成することは、必要なことであります。同時にやり続けることも必要です。頑張りすぎて体調を崩し、仕事の途中でリタイアすること、数日間休んでチームに迷惑をかけることは避けたいです。
もう少し幅広く考えると、家族にも迷惑を掛けることは出来ません。チームのスタッフ以外にも家族にも迷惑を掛けることになります。自分自身の状態をチェックしてみることは、社会人としてとても重要なことです。まずは仕事に優先順位をつけ、重要なものを見定めて、それから取り組み、未確認のタスクを無くすことを心掛けましょう。また、それぞれの仕事完了までの目途を見積もったスケジュール管理も大切です。
最低でも自分の仕事量が把握出来ていれば、余裕があるかどうか把握出来ます。明日に回しても良い仕事と判断出来れば、残業を減らせます。また、休日でも頭の中で仕事のことを考えることで、何かに影響がないかを考えてください。
求められることは、自己管理を怠ることから起きるミスを防ぐことです。
(1)働くことで何かを失っていませんか?
仕事があることは幸せなことです。仕事がなくて、毎日退屈な時間を過ごしていることを想像すれば、忙しい方がまだマシだと考えている人も多いはずです。ここで問題なのは、自分の能力とそれに応じた仕事量を把握しているのかということです。
今の時代で、働き方を考えることは政府が推奨していることでもあります。仕事に対する情熱があることは素晴らしいことです。新しい仕事を達成することで、次の仕事に繋がることも多いはずです。
毎回完璧な内容を求めて仕事するのは理想的ですが、ここでもうひとつの考え方として、自分の身体の状態を見ながら、続けることを意識してみませんか?
世間でよく言われるオーバーワークになる原因を一度考えてみませんか。
仕事をサボることではありません、能力不足ではありません、これで終わりではありません。ひとりで全てを行なっているわけでもありません。もう一度、働き続ける意味を再度考えてみましょう。
- スケジュール管理は出来ていますか
- 仕事を断ることも考えていますか
- 業務量は多すぎていませんか
- 業務に関係する人間関係は良いですか
- 会社の仕組みはどうですか
- 収入と仕事のバランスは
(2)健康状態は大丈夫ですか?
このような症状が出ていませんか?
少しでも気づいた時に休むことや、働き方を変えてみることを考えてみませんか。
- イライラ
- 不安感
- ゆううつ
- 不眠
- 仕事中の眠気
- 集中力低下
- 倦怠感
- 仕事中のミス
- 体調不良
- 笑うことが少なくなった
もちろんですが、個人差はあります。本人が一番分かっていることでもありますが、身近な方がよく分かっている時も多いです。あなたの周囲に、このような症状が見られる方が、いらっしゃるときは何か対策を考えてください。
毎日笑顔で楽しく生きたい。そんな理想を諦めないで、同じ仕事をしている仲間で叶えてみたいです。
年齢にもよりますが、過労によって疲れが取れなくなることもあります。休むことで改善も可能です。しかし、疲れすぎてしまうことで体調不良に陥ったり、精神的な症状も出てきます。今までより心身の状態が良くないと感じるならば、オーバーワークのダメージを受けているかもしれません。
(3)今より細かく期限を設けてみませんか
先ほどもお伝えしましたが、仕事があることは幸せなことです。さらにもっと幸せな方法を考えてみませんか。今までの職務経験から、業務の管理を行なっている方は多いはずです。それで毎回苦労している方も多いはずです。
可能ならば全く仕事に関係ない人に、相談してみるのもひとつの方法です。特に違う業種で仕事をしている方は、習慣が違う場合が多いです。経験のある方なら理解できると思いますが、異業種に転職した経験がある方は、始業時間の違いや休憩時間の取り方、連携の仕方などに驚くことも多々あります。
毎日の業務の管理の方法として、長時間の業務を個人に任せないことは、個人への負担軽減にも繋がります。またミスを回避する方法でもあります。仕事をする上で、必要な管理業務を今よりも細かくしませんか。細かく管理することで気づくこともありますので、そのやり方を考えてみませんか。
毎日始業時に行う確認、終業時に行う確認すら行なっていない時代もありました。個人で働いている場合にはご自身で理解しているから、業務の遅れも修復可能だと考えています。管理をすることで仕事を潤滑に進め、個人の体調管理にも役に立ちます。理想的な話で現実から変えるには難しく考える方も多くいらっしゃいます。
現実問題として、オーバーワークがこれだけ問題になっている以上、ご自身のことは自分で守るしかありません。
まずは仕事を行う上で、しっかりとした管理を設けて、管理も含めた仕事を行いたいです。仕事の内容のチェックも、ご自身の体調チェックも行なってください。
- 仕事の難易度はチェックしていますか?
- 自分の健康状態はチェックしていますか?
- 周囲とのコミュニケーションは取れていますか?
- 自分のスケジュール管理は出来ていますか?
- お客様の事情は把握出来ていますか?
- あなたの役割分担はどこまでですか?
(4)オーバーワークにならないように
毎日規則正しい生活だけは送りたいです。食事にも気を使い、健康的な生活を送るために、体に良いものを摂取したいです。
精神的な部分からくる、感情の変化に気をつけてください。人によって表れる症状は異なりますが、オーバーワークは心身に様々な悪影響を及ぼすこともあります。最悪の場合、うつ病になってしまう恐れもあります。
労働環境や心身の状態に心当たりのある方はなるべく早めに対策を打つ必要があるでしょう。
責任感の強さから出る「あと少しで終わる」という考えが多くないですか。自身の許容範囲を把握できれば、与えられた仕事がその日のうちには終わらない場合、今日できる分を割り出し、残りを翌日に回すといった冷静な考え方ができるようになるはずです。
そのためにも、仕事を優先度や難易度によって細かく分類して管理しましょう。
オーバーワークは自身の心身の健康に害を及ぼすだけでなく、家族など周りの人にも迷惑かける危険性があります。そうかもしれないと感じた時はできる限り早く対処することが大切です。
繁忙期や一時的な人員の不足などによる、1カ月程度の短期間のオーバーワークは仕方がないところもあります。しかし、そういった状態が長期間続く場合、オーバーワークな環境にあることを自覚してください。
企業全体がオーバーワーク体質だと改善が難しいので、あなた自身の管理から始めて改善を目指してください。やり方を変えることで改善されない場合は、職を変えることなのかも知れないです。
人間の体には睡眠はとても重要です。質の高い睡眠を取ることを心掛けましょう。睡眠の邪魔をするのがストレスならば、ストレスの原因はオーバーワークなのかも知れないです。何のために働いているのか、どのような人生を送るために、毎日働くのか。毎日の生活に重要な食事・睡眠すら、正しくない方法で摂取しているのならば改善しないとダメになります。
正しくないが仕方なく、慢性的になっていることはありませんか?今の仕事が原因ですか?オーバーワークしないといけないように、なっているのですか?もしそうならば早急に対策を考えましょう。